シフト表示部(2007.9.8)


ドナー群

写真はひろろのスポルトロニックのシフト表示部アッシー。
LEDが橙に点かない箇所があったので分解してみると、非常にプリミティブな構造。
この橙のLEDが死んでると思われます。橙の3mmLEDを入手し、今度交換してみましょう。

横図 裏図

バックギアに入れた時のあの情けないピロピロ音源も発見。
しかし、この狭い中で基盤は2段構造で頑張っているのか。イタ車らしくないなー。

シフト表示(チューン前) シフト表示(チューン後)

さて、本日のメインイベント。上の写真をご覧下さい。左右の写真の違いが判りますでしょうか?
答えはスポルトロニックの+/-のシフト向きです。
以前乗っていたプントCVTでも違和感があったのですが、シフトアップ(+)は手前側にしたいと前から思っていました。
このシフトアップ/ダウンの向き逆転方法をご紹介しましょう。

取り出したシフトノブ 取り出したシフトノブ

先月、シフト部の交換時にスポルトロニックの構造を見ると、左にシフトノブを倒し、
スポーツモード(マニュアルモード)にすると、上下のスイッチがカチっとなる簡単な構造であることが判りました。
上の写真(先月の写真)で言うと、白い円筒状の物が、シフトロッドにより押し込まれ、その横の電子スイッチが入るという感じです。
つまり、このスイッチを前後交換してやれば、+/-が逆になるなと単純考察。
でも、スイッチを動かすには、配線も長さの関係でいじらないとならない訳で面倒くさいし、元に戻すのも面倒。
そこで、簡単に出きる方法を以下にご紹介します。(当然ノーマルに無加工で戻せます)

メインコネクタ(留めを開いた状態) コネクタ配線図(ライン側からみた図)

上右のコネクタ配線図(純正)を見て下さい。このコネクタはシフトユニットと車体側を繋ぐ、
メインハーネスのコネクタです。(上左写真)このコネクタの右下の「赤灰」(シフト+)と「赤黄」(シフト-)のピンを入れ替えるだけです。
ピンの入れ替えは、先ずコネクタ裏側のライン固定部をガルウイングの様に開きます。そして、ピン凸側から安全ピンか何かで
ピンを留めているベロを起してやれば簡単に抜けます。実車ではコネクタが手前に来なく、スペースが狭いので、
ちょっと難しいかもしれませんが頑張って見て下さい。
何れにしろ、2つのピンを入れ替えるだけで、+(アップ)が手前、-(ダウン)が奥になりました。
試走もしましたが、何ら問題はありませんでした。
感覚的に、シーケンシャルシフトって手前に引いてシフトアップが自分的には好みなのでかなり満足です。
予備のシフト表示パーツの+/-を塗りなおして完成。1時間あればできちゃいますよ。
最後に、このチューンは自己責任でお願いします(^^;



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