ケージの作業の続報です。(^^;
クランプもほぼ装着され、完成間近。最初に見た第一印象は・・・美しい・・・の一言。 思わず、ケージ屋さんに”まさに工芸品です!”と言ってしまいました。 とにかく、見かけだけのケージではなく、”効くケージ”に。これを第一優先に開発してもらいました。 当然、デルタなので、往年のワークスの雰囲気も忘れてはいけない(これ大事)ということで、各ディテールにもこだわりました。 このこだわりが、職人を苦しめたのは言うまでもありません。
(機能美:その一)
特に、ケージリアサイド部(リアのバルクヘッド接合部)がUの字に曲がっているところは、当初2案考えられました。Gr-Nの ケージ2本をVの字に繋ぐ形と今回採用したGr-AのUの字の形です。ここは、こるまるの要望も聞いて頂き、Uの字型を採用しました。
(機能美:その二)
フロントサイド部下のV字型は涙物です。他の部分と同一径で作製し、尚かつVの字先端にはまたボックスを作製。 当然そのボックス位置は、フロアの梯子状のフレームの真横です。”ここに付けなきゃ意味無いでしょ。”とケージ職人は 惜しげもなくここにボックスを作製し、V字の先端を固定したのでした。これで、ボディ側へのボックス作製は計8箇所 となったのです。
(石塚氏のこだわり)
そして、センターパイプとBピラーの接合部は、マッシモ石塚氏が3回も作り直させたという機能美。 パンチグの穴と側面部に返しを入れ、強度と見た目にこだわりました。
量産というか、ハッキリ言ってこれ、ワンオフ物ですネ。(^^;
ケージが出来たら、ケージ本体と車内の塗装です。色はワークスデルタの内装色である銀色に
塗装する予定です。あー早く見たいな、完成形を・・・とても楽しみです。
”機能美”・・・・それがMassimoのコンセプトの一つです。