20世紀最後のDelta Cup 2000結果速報
”MRC 1、2フィニッシュ!V3達成だ!!”


 参加者全員のリザルトを以下に示します。
(LCJデルタカップ公式リザルトより作成)黄色文字はMRCメンバです。

   開催日:H12.8.20(日) 開催場所:富士高原サーキット  天気:晴れ時々曇り
 レギュレーション:SS(通常コース)2本中のベストと、特殊コース1本の合計タイムで争う。

デルタカップリザルトデータ(個人成績はこちらへ!)(00.08.20)



順位

NO

ドライバ名

車種

SS1

SS2

SSベスト

SS3

総合ポイント
(SSベスト+SS3)

直前ランクとの
ポイント差

47

池田 史(こるそまるけ)

DeltaEvo2

49.06

48.88

48.88

51.01

99.89

23

平沼 秀敏
(おぼっちゃまPILA)

DeltaEvo2

49.91

49.87

49.87

50.19

100.06

+0.17

45

森山 元一郎(トイボゲン森山)

DeltaS4

49.68

49.52

49.52

51.33

100.85

+0.79

53

吉木 達嗣

DeltaEvo1

50.67

51.32

50.67

50.77

101.44

+0.59

高野 洋一(タカノユリ)

DeltaEvo1

49.91

49.98

49.91

51.61

101.52

+0.08

58

石塚昭廣(マッシモ石塚)

DeltaEvo1

50.00

50.62

50.00

51.72

101.72

+0.20

59

寺沢 久紀(リーダー)

Delta8V

50.36

50.23

50.23

51.93

102.16

+0.44

52

山田竜彦(TATS)

DeltaV6

50.76

50.77

50.76

51.84

102.60

+0.44

49

辻 靖夫(デルトーナ)

DeltaEvo2

50.58

50.25

50.25

52.37

102.62

+0.02

10

21

会田 一(ヒデキ感激)

DeltaEvo1

51.84

51.63

51.63

51.67

103.30

+0.68

11

51

渡辺 雅人

DeltaEvo1

59.47

52.02

52.02

52.34

104.36

+1.06

12

55

門倉 光久

DeltaEvo1

50.54

49.08

49.08

55.86

104.94

+0.58

13

50

河野 忠(カロッツェリア・カワノ)

Delta16v

51.71

51.36

51.36

53.77

105.13

+0.19

14

42

榎戸 基

PANDA

51.93

51.82

51.82

53.41

105.23

+0.10

15

20

鈴木 昭広

DeltaEvo2

52.67

51.96

51.96

53.32

105.28

+0.05

16

29

山本 英児

Delta16v

52.27

52.81

52.27

53.22

105.49

+0.21

17

54

野崎淳一(クリ坊)

Saxo

53.04

53.44

53.04

54.08

107.12

+1.63

18

56

斉藤 建史

DeltaEvo1

53.36

55.96

53.36

53.84

107.20

+0.08

19

48

清水 孝士(フェイク16V)

Delta8v

53.42

52.91

52.91

55.43

108.34

+1.14

20

11

神崎 浩二

DeltaEvo2

53.55

53.25

53.25

55.12

108.37

+0.03

21

43

鈴木 昭彦

ベータクーペ

53.59

53.91

53.59

54.89

108.48

+0.11

22

33

金子 健児

Deltaジアラ

54.67

52.96

52.96

55.63

108.59

+0.11

23

平野 春生

DeltaEvo2

54.05

52.18

52.18

56.70

108.88

+0.29

24

18

大庭 友正

DeltaV5

52.71

52.61

52.61

56.49

109.10

+0.22

25

10

大門 力男

DeltaEvo1

57.09

54.53

54.53

54.73

109.26

+0.16

26

35

渡辺 昇

カラス

55.53

54.61

54.61

55.70

110.31

+1.05

27

関 俊幸(鉄たべるで)

Delta16v

54.87

53.62

53.62

56.89

110.51

+0.20

28

19

福地 潔(LEF)

Delta16v

54.21

54.21

54.21

56.46

110.67

+0.16

29

26

桜井 強(トラウマ桜井)

Delta16v

54.41

53.88

53.88

57.02

110.90

+0.23

30

古賀 有史

DeltaEvo1

55.60

55.02

55.02

56.33

111.35

+0.45

31

60

安藤 和彦

DeltaEvo1

54.74

53.67

53.67

57.78

111.45

+0.10

32

30

吉田 照

Delta

55.28

55.99

55.28

56.27

111.55

+0.10

33

28

木本靖夫(Kimozzi)

Deltaジアラ

55.33

54.38

54.38

57.39

111.77

+0.22

34

13

佐藤 秀明

Delta16v

55.59

55.08

55.08

57.03

112.11

+0.34

35

37

川口 正博

73カレラRS

55.27

54.86

54.86

57.67

112.53

+0.42

36

34

鷹尾 健吾

Delta16v

56.25

55.51

55.51

57.78

113.29

+0.76

37

31

鈴木 拓也

バルケッタ

57.26

56.24

56.24

57.28

113.52

+0.23

38

24

西新 嗣人

DeltaEvo1

56.56

58.06

56.56

57.22

113.78

+0.26

39

14

大場 淳(影ぞう)

Deltaジアラ

56.70

57.08

56.70

57.12

113.82

+0.04

40

40

中原 健

Y

57.59

56.49

56.49

57.39

113.88

+0.06

41

27

安藤 真一

Delta16v

57.73

56.54

56.54

57.89

114.43

+0.55

42

39

郡司 明彦

AUDI90Quattro

56.37

57.04

56.37

58.30

114.67

+0.24

43

25

松浦 考宗

Delta8v

56.23

56.14

56.14

59.67

115.81

+1.14

44

44

牧野 吉高

プリズマ1.6

57.37

57.72

57.37

58.60

115.97

+0.16

45

57

岩瀬 隆之(溶接フェチ)

Delta8v

59.65

57.01

57.01

59.05

116.06

+1.63

46

山崎 英之

Hyena

59.00

58.19

58.19

58.83

117.02

+0.96

47

鈴木 学

DeltaEvo2

62.23

59.05

59.05

58.42

117.47

+0.45

48

12

林 雄一郎

Delta16v

56.82

53.24

53.24

64.31

117.55

+0.08

49

17

西郷里 芳久

Delta16v

58.84

59.41

58.84

60.40

119.24

+1.69

50

38

生山 淳治(タルキーニ生山)

155Q4

60.22

59.42

59.42

63.74

123.16

+3.92

51

16

牛濱 克昭

コルソマヌケ38号

63.55

65.87

63.55

61.32

124.87

+1.71

52

15

佐藤 正俊

DeltaEvo2

65.61

61.70

61.70

63.75

125.45

+0.58

53

川井 雪詠

Delta16v

65.12

63.22

63.22

65.22

128.44

+2.99

54

32

佐伯 万里子

Delta8v

67.72

64.50

64.50

69.34

133.84

+5.40

55

守屋 路晴

コレツィオーネ

DNS

DNS

DNS

DNS

DNS

56

土屋 圭輔

Delta16v

DNS

DNS

DNS

DNS

DNS

57

22

岡崎 正久(焼き鳥ター)

Delta16v

55.63

54.22

54.22

DNS

DNS

58

36

堀口 一雄

プリズマ

61.76

59.36

59.36

DNS

DNS

59

41

井原 直人

プリズマ

DNS

DNS

DNS

DNS

DNS

60

46

師田 龍一郎(グリフォーネ)

DeltaEvo1

51.59

50.15

50.15

DNS

DNS

【この一年を振り返って(ドキュメント)】

 【デルタカップ2000に向けて・・・】

 去年のデルタカップ優勝(総合2位)からあっという間の一年。 今年もこる象をこの日のためにいろいろセッティングしてきました。一番の賭がファイナルでした。 去年優勝出来たセッティングをあえていじるという一つの冒険でした。ファイナルを3.733に交換し、 より高回転域を活かすために軽量フライホイール、MassimoROMの導入です。 そして、吸気音度を下げるために導入した山本工場長ワンオフ隔壁とインタクーラへのウォータインジェクション機構(ドイトチューン) の導入です。でも、今年のチューンは一筋縄ではいきません。ファイナル交換で車が別物になってしまったため、富士高原での データ取りと走り込みが必須でした。師匠のMassimo石塚もデルタで一番ピーキーな4.3ファイナルを導入したため、とにかく 車に慣れることが先決ということで意気投合。デルタカップ2週間前にMRC練習会を開催しました。今思うとあの練習会が一番 大きかったです。練習会では、私も石塚氏も思ったタイムが出ず非常に苦しみましたが、その分練習会で取得したデータを分析し、 反省会(飲み会)を実施し、本番へ望みを掛けたのです。このお陰でこる象の足のセッティングは決まりました。 そして、8/20を迎えたのです。

 【デルタカップ2000】

 カップ前日に、8/6の練習会と同じセッティングではつまらない。走る度に進化するこる象にしたかったため、 後席の背もたれを外し(座部は前から撤去してました)気持ち軽量化。トドメはオートバックスでガソリン携行缶を購入し、ガソリン 半タン作戦での”できることからコツコツ軽量化作戦”です。(結構リア部の軽さは走って実感できます)

 さあ、当日会場に行くと歴代チャンプの面々、関西からもあの有名なグリフォーネ師田さん、足をまたまた新調したデルトーナ辻さんも来てます。心地よい緊張感を感じながらドラミの後にコースに出てラインをもう一度確認。下の一つのコーナに今回は勝負を掛けてました。そしてカップは始まりました。2週間前の練習会よりMRCメンバは軒並みタイムUP。そこで番狂わせだったのが、PILA卓球平沼です。なんと1本目49.91秒を叩き出しご満悦。早くも49秒台の戦いでプレッシャーがかかります。今年のおもしろいところは、ゼッケン45番以降に歴代チャンプ及び速い車を集めた森山さん発案のいやらしい発走順番です。とにかく、デルタカップは1発勝負。午前のSSは2本しか走れません。2本の内ベストがポイントタイムになるので、1本目が非常に重要です。下のあのコーナだけをイメージし、後はシフトミス、登りの直線前の回転落ちだけを注意してゼッケン47のこる象発走です。結果は49.06秒の自己ベスト。今日はコンディション(気温、路面温度)がいいのか?こりゃイケル。1本目で気持ち的に非常に楽になり、午前を終わった時点で、2本目をさらに延ばしたPILA(49.87)を押さえて、夢の48秒台(48.88:自己最高)で逃げ切りました。カップ史上初の49秒の壁を破り(デルタで)、48秒を出したこる象。午後へのモチベーションが一気に高まります。

 さあ、午後です。毎年誰も走ったことの無いコース設定となるSS3。今年は、下半分を2周するというコース設定です。このSS3で毎年ドラマが繰り返されてきました。1発大どんでん返しがあるのです。去年もこのSS3でこる象、Massimo号も大逆点で1,2フィニッシュでした。SS3の最速はなんとPILA卓球平沼。唯一50秒台(50.19)を叩き出し、表彰台候補。後は、ハイド門倉さん(車の走りともの優しい普段の時が別人(本田さんみたい)なのでジキルとハイドからハイド門倉と命名してます。ゴメンナサイ。)とトイボゲン森山、グリフォーネ、Massimo号が要注意。ついにこる象の走行枠の走行時間になりました。ここでまた駆け引きがあります。各車様子を見て走りに行きません。相手の出方を見ている状態です。こる象は賭に出ました。最初に走って、決めてやるぜー。結果は・・・・失敗です。最後のシケインで突っ込み過ぎてタイムロス。51.01秒。0.88もPILAより遅かった。あちゃーです。

 後は神頼み。ハイド門倉さんは1周目の連絡コーナでオーバランにより惜しくも自滅。グリフォーネ師田さんは痛恨のミスコース。Massimo号も完璧な走行ではあったもののファイナル4.3に最後まで苦しみ、最終走行となったトイボゲンも下のコーナで痛恨のシフトミス。こる象はなんとか午前中のリードで逃げ切り、総合優勝を勝ち得ました。遂に完全優勝を勝ち得たこる象。宿敵のミスにも助けられましたが、やはり48秒が最後まで効いていました。

 【デルタカップ2000を終えて】

 何と言っても0.17差で総合2位だったPILA卓球平沼。MRC急成長株の一人です。平沼君へ愛の一言、 ”お前には苦しめられたが、まだまだ1位の座は譲れない。悔しかったら48秒出して見ろ!”MRCの上下関係は非常に厳しいです。 (本音は、あーやばかった。平沼さんって呼ばなきゃいけないところだった。ふぅ~。(汗))

 年々レベルが上がっているデルタカップ。今年はMRC一丸となってみんなで勝てた勝利の様に感じました。 毎年自分の目標を持って参加している人、表彰台を狙ってがんばっている人、過去の人と呼ばれない様復活逆転を狙っている人。 その人、その人のデルタカップがあります。デルタカップがある限り、デルタに乗り続けて過去の人と呼ばれても自分の目標を 持って参戦していくことを誓ったこるまるでした。
 この場を借りて、主催者のLCJ森山理事、その他スタッフの皆様、お疲れ様でした。最後にデルタオーナの皆様へ・・・ デルタカップ参戦すると人生変わりますよ。


【デルタカップ データファイル】

 こるまる技術研究所内に設置されている、デルタカップ研究班所蔵データファイルより、96年からのMRCメンバ及びこるまる知人の5年間の軌跡を紹介します。データとしては以下のデルタカップレザルトヒストリーを参照して下さい。その下には、個人毎の5年間に渡るSS(通常)ベストタイムの推移と4年間の総合順位についてグラフで示しています。(注:96年の総合順位については公式レザルトが未確認。)

 注:トイボゲン森山は97からS4、96はデルタEVOでのタイムです。門倉さんは特別ゲストとして掲載しました。

 

 前年58秒台から49秒台へのジャンプアップの卓球平沼。恐るべし。
でもよく考えたら去年のFESTAで53秒出しているんです。それでも4秒近くUP!やはり、天才orバカ(紙一重)なのか?

 

 こるまるは何とか右肩上がりをキープ。後は落ちるのみ・・・。

 

 デルタカップ2000のSS2(午前2本目)の区間タイムデータの一部を公開します。
よーく見るといろいろなことが判ります。以下にサーキットレイアウトを示しますので、コーナ番号を確認して下さい。

参考:【富士高原サーキットコースレイアウト】

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