東京モータショウに先日行って来ました。今回はあまり見る車が無いので
どうしようかと迷っていましたが、今年はお台場での開催で、しかもナイター券があるというので、
会社帰りにささっと行ってきました。
日本のモータリゼーションも寂しくなったものです。トヨタは最近Fun to Drive Againとか
嘗てを振り返る系の宣伝をしていますよね。前を向いて欲しいよな、トヨタには。
今年のモータショウの下調べで観たいと思ったのは、BRZとレンジローバのイボーグ位かな。
20時までの開場で、現地に着いたのが18時過ぎ。2時間弱でちゃちゃっと、観てきたリポートです。
びっくりしたのが、イタ車のブースが無いこと。何それ!ってな感じでした。
ガレイタも舐めているのか、それほど厳しいのか。
RANGE ROVER EVOQUE
コンセプトカーの雰囲気そのままで出てきたところが良いです。レンジローバなのに、価格も
庶民的だし。これの4枚Drが欲しいなぁ。もう狭いビートルは無理。
BENZ
Aクラスのコンセプト。張りとエッジが利いたデザイン。ホンダのシビックみたいたけど結構好きです。
AMGは昔でいうDTMチックで良いなぁ。特にフェンダーが。
VW
VWは大きなブースでした。やる気を感じます。バンは可愛い。
今年出たニュービートル。デシルバの手に掛かったビートルというのも気になります。
RENAULT
ルノーのRVコンセプトも新しい感じでいいね。ルノーはデザインいつも頑張ってるよな。
BMW
8iのこれ、確か走るんだよな。EVになってもキドニーグリルって結構いいね。M3はボンネットバルジが出ちゃったのが残念。
しかし、どこ行っても今年はマットな塗装(ラッピング?)が流行していた。
アルピナもオールラップみたいな塗装でガッカリでした。ワックス掛けて磨くことできないじゃん。
JAGER
いい色だ。
SUBARU BRZ
大きさが良い。デザインもそこそこ良い。サーキットで運転したい。
今回のモータショーで考えさせられる車のひとつだ。トヨタとスバルのコラボ。
これから、どんどん車会社も融合していくのかな。それはそれで寂しいけど、新しい価値の創造
に期待できそう。これからの車産業のサバイバルに向けて、これが必然なのかもしれない。
夢がある車が少なくなった。車に夢を託す時代ではないのかもしれないが、人間は機械を操る。その機械のベーシックな部分に、
自動車は位置すると思う。機械を操ることの楽しさ、フィーリング、100%操れない難しさ。その100%じゃないところ
が逆に楽しみである我々アナログ世代には堪らない。最近は電子デバイスで人間の操作の100%以上のことを機械がやる。
良いところもあるが、私はあまり好きではない。そんな楽しみをもった車を今後いつまで楽しめるのか。86/BRZ。日本の二大メーカが
スポーツカーの威信を掛けて出してくるこの車に、密かに期待しているのである。